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zoom RSS Windows Tips(2) - 実行中プロセスの詳細情報を確認する

<<   作成日時 : 2010/02/18 09:16   >>

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 現在実行中のプロセスのリストを表示し、プロセスID等の情報、CPU使用時間やメモリ使用量の情報を一覧表示したり、ツリー形式で表示したりできる便利なツールについて紹介します。

 今回は、その中でも知る人ぞ知るツール「PsTools」と言うツールセットの中の1つ「PsList」の使い方について紹介します。

 PsTools は、Microsoft Technet にて配布されているコマンドラインツールです。

 PsToolsとは、・・・
 プロセスに関する操作を行うコマンドラインツールが集められたツールキットです。
 PsTools にあるコマンド群は、その名の通り、コマンドラインからの実行が可能なため、出力をテキストファイルに出したり、バッチ化して仕様することが出来るため、使い方によっては非常に有用なツールとなります。

 それでは、インストール手順と簡単な使用例についてまとめます。

 まずは、入手ですが、Microsoft Technet から、「PsTools」をダウンロードします。(図1)

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図1 PsToolsのダウンロード



 ダウンロードのダイアログが開きますので、「保存」をクリックして、保存先を指定します。(図2)

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図2 ファイルのダウンロード



 ダウンロードが完了したら、任意のフォルダにPsToolsを解凍します。
 解凍したら、中身を確認します。
 中には10数個の実行ファイルと、ヘルプファイル(.chm)、テキストファイルとpdh.dllと言うファイルが含まれています。(図3)

画像

図3 PsToolsの中身



 コマンドプロンプト上からフルパスで指定すれば、このままでも実行可能なのですが、今回はフルパスで指定しなくても実行出来るように設定を行いたいと思います。

 方法は2通りあります。

(1)%systemroot%\system32 等の既にPATHの通ったディレクトリにコマンドを設置する方法。
(2)PsToolsを解凍したディレクトリを環境変数「Path」に登録する方法。

今回は(1)の方法で作業を進めます。(2)の方法については、後で触れます。

【手順】
 1.先程解凍したPsToolsのディレクトリの中から、実行ファイル(.exe)、及びライブラリファイル(.dll)ファイルをコピーします。
 2.%systemroot%\system32 (デフォルトでは、C:\Windows\system32)にコピーしたファイルを貼りつけます。

 以上で、コマンドを使用する準備が出来ました。

 それでは、正しくインストール出来ているか確認します。
 「Windowsキー」+「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを表示させます。

 テキストボックスに「CMD」と入力して、「OK」を入力します。

 コマンドプロンプトが起動したら、「pslist --help」と入力します。

 コマンド「pslist」の使用方法が表示されたら、正しくインストールされています。

 「'pslist' は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」
 と表示された場合は、環境変数「PATH」に登録されていない可能性があります。(2)の方の手順で環境変数「PATH」に登録されているか確認して下さい。

 確認が完了したら、コマンドを実行してみます。
 コマンドプロンプト内で、「pslist」と入力して実行します。
 現在実行中のプロセスが表示されます。(図4)

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図4 pslist の実行



Pslist のオプションを以下に示します。

-m 各プロセスのメモリの詳細を提供します。
-x プロセス,メモリ,およびスレッドの情報を表示します。
-t 情報をプロセス ツリーとして表示します (Process Explorer のツリー ビューを思い出してください)。
-s [n] 指定した秒数だけタスク マネージャ モードで実行します。リモート プロセスの情報を相対的にリアルタイムで表示できます。
-r [n] タスク マネージャ モードで実行するときの更新間隔を指定します (秒単位)。
name 指定した値で始まる名前のプロセスに関する情報を表示します。
-e 完全に一致する名前のプロセスだけが表示されます。
pid 特定のプロセスの情報を表示します。


 各オプションでどのような内容が表示されるかは、確認しておく必要がありますが、特に便利なオプションとして、「-s」と「-r」があります。

 Pslist は、「-s」と「-r」オプションを組み合わせることにより、自動で定期的にプロセスの情報を取得することが出来ます。

例えば、

 pslist -s 3600 -r 5  ==> 3600秒(1時間)の間、5秒に1回 pslist を実行。
 pslist -s 60 -r 15   ==> 60秒(1分)の間、15秒に1回 pslist を実行。

とすれば、自動で pslist コマンドを実行します。さらに

 pslist -s 300 -r 10 > pslist.log  ==> 300秒(5分)の間、10秒に1回 pslist を実行し、出力を pslist.log に出力する。

 とすれば、自動で実行した出力結果をファイルに出力しておくことが出来ます。

 このコマンドをバッチ化して、ウィンドウズのタスクと組み合わせることにより、特定の時間帯に負荷が高なっているプロセスを簡単に特定することが可能です。

 実際にバッチを作成して試してみます。

 まずは、バッチを作成します。
 「スタート」「プログラム」「アクセサリ」「メモ帳」を選択します。

  メモ帳に以下の内容を半角英数字で書き込んで、「test.bat」と名前を付けて保存します。

  〜〜 test.bat の内容 〜〜
   pslist -s 600 -r 10 > test.log


 作成したバッチファイル「test.bat」をタスクマネージャーに登録します。

 「スタート」「コントロールパネル」を選択し、コントロールパネルを開きます。
 「タスク」を開きます。(図5)

 「スケジュールされたタスクの追加」をクリックします。

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図5 タスクウィンドウ



 タスクウィザードが起動されます。(図6)
 「次へ」をクリックします。

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図6 タスクウィザード



 タスクで実行するプログラムを選択します。(図7)
 「参照」をクリックします。

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図7 実行するプログラムの選択



 プログラムの選択ウィンドウが表示されたら、先ほど作成した、「test.bat」を選択します。
 「開く」をクリックします。

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図8 選択ウィンドウ



 今回作成するタスクの名前とスケジュールを選択します。(図9)
 タスク名:test
 「1回だけ実行」を選択
 「次へ」をクリックします。

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図9 タスクの名前とスケジュールの設定



 詳細な実行時刻を入力します。
 今回は、2010/02/16 16:20 に実行することにします。
 開始時刻「16:20」を入力。
 開始日「2010/02/16」を入力。
 「次へ」をクリックします。

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図10 タスク実行日時の設定



 タスクを実行するユーザー名とパスワードを入力します。
 基本的には、PCを管理するメインユーザやローカルPCの管理者のIDとパスワードを入力します。
 ドメインに参加している場合には、ドメイン内で実行の権限があるユーザーを入力します。

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図11 タスク実行ユーザーの設定



タスクの概要が表示されます。(図12)
内容を確認して問題なければ、「完了」をクリックします。

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図12 タスクの設定完了



 再度、タスクウィンドウを確認すると、「test」が登録されています。(図13)

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図13 タスクの登録状況



 スケジュールした時刻になると、「状態」欄が「タスクを実行中」となり、タスクが実行されます。(図14)

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図14 タスク実行中



 タスクが終了すると、「test.bat」を置いていたディレクトリの中に、「test.log」が生成されます。(図15)

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図15 ログファイルの生成



pslist を実行した結果が記録されていますので、内容を確認します。(図16)

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図16 ログファイルの内容



 今回の pslist とウィンドウズのタスクの組み合わせは、ある特定の時間帯に負荷が高くなっているプロセスを探し出したい場合などに便利です。

 ウィンドウズのタスクは、もっと複雑なスケジュールでタスクを実行することも可能です。

 今後は、ウィンドウズのタスクのもっと便利な使い方については、触れてみたいと思います。


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